ペル逃げてるよー!!

ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!を中心に、面白かった話などを紹介

なぜ「チキチキ」なのか

オープニング企画で、毎回必ずタイトルにつく

「第1回ガキの使いやあらへんで!! チキチキ

とはどういう意味なのでしょうか?


ガキの使いがまだ深夜(火曜日25:40~)に放送されていたころ、

「第1回ガキの使いやあらへんで!!激突チキチキ三輪車マラソンレース」

という企画がありました。

浜ちゃんと松ちゃんが、街中で三輪車レースを行うというもので、
「チキチキ」チキチキマシン猛レースから取っています。

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F1グランプリのBGMで、松ちゃんは仰向けになりながらメカ(三輪車)を
整備しているところから始まります。

スタート前、松ちゃんは、

「欧米ではジェントルマンの競技なんですよ。」

と言いながら、スタートの合図と共に、浜ちゃんの三輪車を思いっきり押し倒して、
ロケットスタート。。。

遅れをとった浜ちゃんですが、序盤で一気に逆転。
そして松ちゃんの走行を妨害します。

両者ともにジェントルマン(正々堂々)ではありません。。

結果は、浜ちゃんが勝利します。
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これ以降、オープニング企画ではタイトルの頭に、

「第1回ガキの使いやあらへんで!! チキチキ」

が付くようになりました。


ちなみに、当時は「第1回」というのも固定文言でした。
それは、毎回が2回目をやるような企画ではなかったからです。。

当初はそれが「ガキの使い」らしさでもあったのですが。。

しかし、その後「大喜利大合戦」や「コーディネイト大作戦」など、
人気となる企画も出始め、第2回、第3回、・・・と続く企画が増えていくことになります。

 

はがきのコーナー④

今回も、はがきのコーナーで面白かった質問・回答をご紹介します。
(念のためですが、すべてフィクションです。。。)


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① アメリカ人なら誰でも知っているという、ニューヨークのビルから落ちそうな子供を見事無事救出したときの話を教えてください。

松ちゃんが、アメリカへ旅行に行った時のこと。
あてがある訳でもなく、ステーションビルの辺りを歩いていたら、
(浜:駅前やないか)

「ハプン!ハプン!ハプニング!ハプニング!」

上を見上げたら、子供がビルの窓に両手を掛けてぶら下がっていた。
思わず、

「ミラクル!イッツ ミラクル!」 (浜:まだ何も起こってない!)

子供が助けを求めている。

「ヘルプミー!ヘルプミー!」

見かねた松ちゃんは、子供のお母さんに一言残し、助けに向かう。

「レスキュー!レスキュー!」

子供は手の力も限界で、今にも落ちそうな状況。

「パワーダウン!パワーダウン!」
「ゲームオーバー!ゲームオーバー!」

(浜:全部単語やな。。)

「ヘイ!ボーイ!ヘイ!ボーイ!」

と、松ちゃんは子供に手を差し伸べながら、

「マイネームイズ ヒトシマツモト!」 

(浜:そんなんええねん!)

「イッツ グレート!」

松ちゃんは子供を引っ張り上げると、すぐに抱きしめ、

「オー!キューティー!」

無事に救出。それはすごい出来事だった。

ビルは3階立てで、しかも二世帯住宅だった。
(浜:一軒家かい!ステーションビルはどこいったんや!)


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② 松本さんは昔レンジャー部隊だったそうですが、その時の活躍ぶりを教えてください。

アフガンでは、ヘリに吊られた状態でマシンガンを打ちまくっていた。
アフガンでは、撃ちまくりで歌いまくりだった。(浜:夜はカラオケね。。)

松ちゃんは人助けが専門で、8つの免許を持っていた。例えば、

 ・普通自動車免許
 ・原付免許
 ・ボイラー技士
 ・溶接
 ・やさしさライセンス
   ⇒これは実技が大変。木に引っ掛かった子供の風船を取ってあげる等。

戦闘はあまり無く、主にタンカーのオイル漏れ後の対応などの活動が多かった。

一番記憶に残っているのは、山火事でバンビを救出したときのこと。
ヘリで飛んでいたら、谷底で震えてるバンビを発見した。

バンビ発見!」

松ちゃんはヘリを自動操縦にして、ロープで谷底へ降りていく。

「スルスルスルスルスル~」

バンビの手前まで降りてきてたが、バンビまでちょうど手が届かない。
手を差し伸べるが、バンビは人間の気持ちもわからず、

「マー!マー!」

と言ってるだけ。。

バンビの頭に手が届いたが捕まえられず。イッライラしてきてバンビの頭を、

「パーン!」

「スルスルスルスルスル~」 (浜:上がっていくな!)

バンビは頭を押さえ・・・

「マー!マー!」

(救出できませんでした。。。)

 

サイボーグこういち

ガキのフリートークで、松ちゃんがテレビを見てて衝撃を受けた話です。。。


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松ちゃんが、明け方にテレビでボクシングの試合を見ていたのだが、
それが面白くて仕方がなかった。。

ファイティング原田ガッツ石松など、色々なリングネームがあるが、
まず名前でビックリこいてしまった。。その名前とは、

「サイボーグこういち」 (浜:ほんまかいな?)

松ちゃんは、その時点でファンになってしまった。
そして、アナウンサーや解説者はその選手を「サイボーグ」と呼ぶようで、

「サイボーグの動きは速いですからね!」 

(浜・松:そりゃそうやって!)

「○○選手も、何とかサイボーグの動きを止めないとダメですね!」

(浜・松:止まれへんちゅうねん!サイボーグやって!)

試合内容は、サイボーグが1ラウンドから圧倒していた。
2ラウンド目もサイボーグは活躍し、ポイントも確実に取っていた。

そして、3ラウンド開始のゴングが鳴り響く。

しかしなんと、サイボーグがイスから立ち上がらなかった。

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(浜:燃料切れ!)

そしたらアナウンサーが、

「サイボーグが動かないぞ!」 (浜:ほんまに言ったんか・・?)

そしてそのまま試合終了のゴングが鳴り、サイボーグは負けてしまった。

会場の観客は状況がわからないため、レフェリーがリング上で説明を始める。
説明によると、2ラウンド目の終わりに、相手選手のフックが入り、
サイボーグの脇腹が折れてしまったとのこと。。

(浜:何でできてんねん・・・。)

3ラウンド目に動かないサイボーグを見て、最初に松ちゃんが思ったのは、

「どっか、フタが開いてんのかな?」

(浜:フタぐらいだったら動くって・・)

テレビ台のトビラのように「カチャッカチャッ」と、
「2回押して開いてもうたんとちゃう?もう1回押せば閉まるやつ。」

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相手選手のパンチで2回押してしまったから、プランプランに・・・。
あとで会長がやさしく「カチャッ」と閉めてあげて。。(浜:そっとね。)


※ 後日、ガキの使いにサイボーグが登場しました。
 ハガキのコーナー前に「最暴具 浩一」選手がハガキの入ったワゴンを押して登場。
 名付け親は、ジムの会長だそうです。

 松ちゃんは、名前の頭に「それいけ!」「発進!」とか付けた方がよいと。
 また衣装ももっとサイボーグらしく、Tシャツからコードがいっぱい出てるような
 デザインを提案します。。(コードからは火花がバチバチッっと。)
 そして、会長も博士みたいな格好で。。
 

今回はオープニング企画で、「芸能人むかし話公演会!!」
芸能人が自作したむかし話を披露するという企画です。

むかし話には、それぞれに伝えたいメッセージが含まれているもの。
例えば「オオカミ少年」だと、ウソをついてはいけないという
メッセージが含まれている。それを踏まえて、むかし話を作成するのだが。。

出場者とむかし話のタイトルは、

 ・山崎邦正 「涙」
 ・松本伊代 「たっくんと水たまり」
   ⇒水たまりに映る虹を、子供が取れなくて困るというほんわかした話。
    (本人の勘違いで、全くむかし話ではありませんでした。。。)
 松本人志 「約束」
   ⇒ある動物が、自分にも自慢ができるものがほしいと、神様を尋ねる。
    神様との約束を首を長くして待ち続けたら、キリンになったという話。
 ・浜田雅功(司会)
 ・有田気恵(審査員長) 

そして審査員長の一存で、松本伊代が優勝してしまうのですが・・・、
その中で、山ちゃんの話が矛盾と衝撃の展開で面白かったので紹介します。


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「涙」

これはアルゼンチンのお話です。

昔々あるところに、年の功なら10歳になったばかりの青年が、
アルゼンチンに住んでいました。

その子の名前は、ソバスチン

ソバスチンには両親も無く、一人きりで立派な小屋に住んでいました。

周りの男の子や女の子は皆仲良しで、飛んだり跳ねたりして遊んでいましたが、
ソバスチンはいつもひとりぼっち。
ソバスチンは寂しさに耐えきれず、泣いてばかりいました。

そんなソバスチンを見て、隣に住んでいる女の子のメルモリアは可哀そうに思い、

「ソバスチン君、一緒に踊ろう!」

と言うのですが、

「僕は踊ることができません。」

と言ってまたソバスチンが泣くので、メルモリアも、

「こんなに軽蔑されたのは初めてだ!」 

と怒ってしまいました。 (浜・松:www)

その一部始終を繰り返して考えてみたら、ソバスチンは本当に悲しくなってきました。
その夜はいつもにも増して、泣きました。
夜、ベッドの中でもずっとずっと泣きました。

いつの間にか、ソバスチンは寝てしまいました。
そう、泣きながら。

次の朝、昨日の事を思い返して、心配になっていたメルモリアは、
ソバスチンの事が気にかかり、小屋に行ってみることにしました。

「ソバスチン!ソバスチン!」

返事が無いのでドアを無理やりこじ開けると、
ソバスチンは死んでいました。 (浜・松:www)

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⇒松:わからんもん。何が言いたいのか。
⇒審査員長:ちょっと訳わかんなかったんだけど、でも個性的な話でよかったね!

山:自分の涙の海ができて、悲しい海の中におぼれてしまったソバスチンの物語です。

⇒浜:何を伝えたいのかわからへん。。

 

フリートーク③

今回も、フリートークの中での面白かった話を紹介します。


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① 松本健康法

浜ちゃんが花粉症になって、鼻から耳がごっつかゆい。
それは弱い人間だから。ふだんから「これ」っていうことをしてないからそうなる。

松本健康法をやっていれば、そんなことにはならない。

本当はただでテレビで教えたくはないんだが。やっと先々月、築き上げたものを。
(浜:歴史浅いやん!)

浜ちゃんの風呂の入り方を確認するが、おかしな点がたくさんあった。

松本健康法を実践すると、

 (1) まずリンスをする
 (2) 一回リビングに戻る
 (3) お気に入りのビデオを2時間くらい鑑賞する 
 (4) 風呂場に行く
 (5) 貯めてたお湯の栓を抜く
     ⇒「今溜まったんちゃうんか。。」
      お湯にしたら、たまらん訳ですよ。ここが後々効いてくるんです!

 (6) お湯を全部抜いたら、風呂に浸かる。首まで。(浜:何もないやん!)
 (7) お湯の赤い蛇口を10分にらむ。

「これでオールOK!」 (浜:ころしたろか!)

みんな騙されたと思ってやってみ。騙されるから。


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② 松ちゃんの主演ドラマ

松ちゃんがドラマを始めるらしい。
しかもAD3人組の話で、偶然にも浜ちゃんのドラマと似ている。

浜ちゃん主演の「ADブギ」対して、松ちゃんのドラマは、

「AD節」

「ADブギ」の出演者は、浜ちゃん、加勢大周的場浩司石田ひかり等。
「AD節」の出演者は、松ちゃんとファイティング原田

「AD節」の番組情報は、

 ・5月22日からスタート (浜:中途半端な時期やな。。)
 ・撮影も順調で、白川由美とのキスシーンも
 ・1話完結で12回
 ・番組のエンディングでは、松ちゃんの歌が流れる
 ・時間帯は7:30~8:00   (浜:30分じゃ大したこと起こらんな・・)


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ダウンタウンジュース

浜ちゃんが「H Jungle」で儲けてて、大阪でもカレーせんべいをこっそり売っている。
(浜:お前もやないか!)

高額納税者1位になるためにもっと商売しようと、松ちゃんは考える。

ダウンタウンジュースを作る。味はめっちゃくちゃまずい。
そして、ちゃんとCMも流す。

「まっずー!体にも悪いよ!」 

(浜:体に悪かったらあかんやろ。。)

ここまでやられたら、客も買いたくなるはず。
ポンっと開けて、「当たり」が出たらもう一本。

「いらん!いらん!」

(浜:でも継続して売らないとダメでしょ。)

めちゃくちゃまずいけど、また飲みたくなるような成分が入ってる。

ガキの使いの番組として作りたいが、そんなもん作ってくれる製造会社が無い。
そしたら、松ちゃんが1人で調合して作ると言う。
(浜:1人じゃ大量生産できへんやろ。)

「できるよ、そんなもん。大きな鍋で作ったら行けるって。」

価格は1,200円。 (浜:その辺のグッズより高いやんけ。。)
缶の横には、透明の目盛りが付いていて、残りがわかるようになっている。
(浜:飲めへんのやから、いらん!)

紐が通せて、首に掛けられる。(浜:それは使うかも。。)

でも、浜ちゃんは乗り気ではない。。
ダウンタウンジュース」でなく「松ちゃんジュース」にしろと言う。

「そしたら「松ちゃんジュース」と「浜ちゃんジュース」で。」
(浜:なんでやねん!)

2つとも味を変えて。浜ちゃんジュースは「カレー味」。
(浜:味あんねや!)


※ 後日「ガキ水」として、本当に商品化されました。


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 コンビニなどで、150円で販売されていました。
 ビン入りで、ラベルには「か・ら・い飲料」「いい味」の文字が。。
 からくてあまり味も無く、まずかったと記憶してます。。


 裏面には成分などが記載されています。

  「レイシエキス、ニンジンエキス、エゾウコギエキス、
   ガラナエキス、アシタバエキスに、とうがらしのピリッとした
   からみをきかせた、まさに新味!」

  「ピリカラスパイシードリンク ガキ水

 

はがきのコーナー③

今回も、はがきのコーナーで面白かった質問・回答をご紹介します。


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① 大学受験で不合格者に「さくら散る」とか電報が届くとブルーになります。なにか今風で、ブルーにさせない文句を教えてください。

松ちゃんは京都大学に在籍していたらしい。。
当時、大学に合格したときは、もっとおしゃれなフレーズだった。

合格者には、

「前歯キラッ」

不合格者には、

「胸毛ボン」

(浜:それあんまり意味わからへんわ。。)

決して喜ばしいことではないでしょ?朝起きて、ボンってなってたら。


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② ヒヨコはいつからニワトリになり、いつから「コケコッコー」と鳴くんですか?

結局のところ、「自信」なんですよ。
自信が無いときは、どうしても声が小さくなってしまう。

例えば難しい問題を出されて、答えを知っていたら大きな声でハキハキと答えられる。
自信の無い質問をされたら、モゴモゴしてしまう。

結局、ヒヨコも「コケコッコー」と言っているんです。
ただ自信が無いから、モゴモゴしているんです。

ヒヨコは、ニワトリさんを尊敬してますから。

「兄さんやから、あんなん言えんねやー。俺言えませんよー。」

芸人と一緒で、デビュー当時はどうしても委縮してしまう。
今までテレビで見てたニワトリさん達の中で、ヒヨコ1人ではなかなか喋れない。

家で飼ってるヒヨコに、ピンマイクをつけてあげてください。
「コケコッコー」と言わせることで、段々と自信につながっていくので。

今度は自分が兄さんの立場になって、レギュラー番組も持つようになってくると、

「もうええんちゃうか?」

でも、そのタイミングを間違ったら大変。まだトサカもそんなに生えてないのに、
「コケコッコー!」って言ったら、番組内では、

「コケコッコーって、お前!」

と兄さんは突っ込んでくれるけど、後で楽屋に来て、

「おい、どういうことや!」

と怒られる。マネージャーもオロオロする。。


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③ 浜田さんが次に入れ墨を入れるとしたら、どこにどんなのを入れますか?
(浜:次にってどういうことや!)

松ちゃんは入れ墨を入れてきた。。
バラの絵とか入れる人もいるけど、何の意味も持たない。

どうせ入れるとしたら、意味のある使いようのあるものにしたい。

胸のあたりを、カレンダーにしてしまうとか。

(浜:いつの分のカレンダーやねん。)

「次の月のやつ」

(浜:そんなの終わってしまったら、どないすんねん!)

まだその方が意味あるだろ。それか名前書くとか。

「3B 松本」

(浜:お前今、3Bちゃうやろ。。)


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④ 松本さんがこの世に生まれてきたときの第一印象を教えてください。

家で産婆さんに取り上げられたときに、パッと思ったのは、

「2LDKやん。」
「南向きやん。」

(浜:なるほどねー。まず間取りが見えたわけや。)


奥の方をのぞき込む、松ちゃん。 (浜:何しとんねん!)

1LDKかもわからないけど、奥に部屋が見えたから、

「あっ、2LDKやん。」


山崎、野生に帰る

今回は、ガキの使いのオープニング企画で、
ちょっぴり感動(?)するお話です。。。(笑)


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楽屋に戻ると、何やら山崎の様子がおかしい。
土の中でうずくまっていて、声を掛けてもわずかに反応があるだけ。

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松ちゃんだけは、少し前から異変に気が付いていたのだが。
山崎は、本当は人間ではなかったらしい。

もう元の姿には戻らないようで、皆との思い出など記憶がない様子を見て、
松ちゃんは悲しむ・・・。

時が経ち、野生の動物と化した山崎を、山へ帰してあげることに。
山崎をカゴに入れ、皆で山のふもとまで連れていく。

これでお別れなのに、皆との記憶も無くよそよそしい山崎。
浜ちゃんが、恩は無いのかとカゴを蹴る。
山崎はそれに興奮して暴れだす。
浜ちゃんも更に蹴りかかるが、その場は皆で収拾する。

そして、お別れのときが。

松ちゃんがカゴの扉を開けると、山崎は皆に目もくれず、山へ向かい走っていく。
その後ろ姿を見て、松ちゃんは叫ぶ。

「山崎ーー!!!」

すると一瞬記憶がよみがえったのか、山崎は足を止めて振り向き、こっちを見つめる。

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しかし、再び山へ向かい走りだす姿を見て、松ちゃんは号泣する。

山崎の走る先には、迎えにきた親がいた。
そして両親と山崎は、こっちに向かい一礼をして、山奥へ消えていった。。