涙
今回はオープニング企画で、「芸能人むかし話公演会!!」。
芸能人が自作したむかし話を披露するという企画です。
むかし話には、それぞれに伝えたいメッセージが含まれているもの。
例えば「オオカミ少年」だと、ウソをついてはいけないという
メッセージが含まれている。それを踏まえて、むかし話を作成するのだが。。
出場者とむかし話のタイトルは、
・山崎邦正 「涙」
・松本伊代 「たっくんと水たまり」
⇒水たまりに映る虹を、子供が取れなくて困るというほんわかした話。
(本人の勘違いで、全くむかし話ではありませんでした。。。)
・松本人志 「約束」
⇒ある動物が、自分にも自慢ができるものがほしいと、神様を尋ねる。
神様との約束を首を長くして待ち続けたら、キリンになったという話。
・浜田雅功(司会)
・有田気恵(審査員長)
そして審査員長の一存で、松本伊代が優勝してしまうのですが・・・、
その中で、山ちゃんの話が矛盾と衝撃の展開で面白かったので紹介します。
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「涙」
これはアルゼンチンのお話です。
昔々あるところに、年の功なら10歳になったばかりの青年が、
アルゼンチンに住んでいました。
その子の名前は、ソバスチン。
ソバスチンには両親も無く、一人きりで立派な小屋に住んでいました。
周りの男の子や女の子は皆仲良しで、飛んだり跳ねたりして遊んでいましたが、
ソバスチンはいつもひとりぼっち。
ソバスチンは寂しさに耐えきれず、泣いてばかりいました。
そんなソバスチンを見て、隣に住んでいる女の子のメルモリアは可哀そうに思い、
「ソバスチン君、一緒に踊ろう!」
と言うのですが、
「僕は踊ることができません。」
と言ってまたソバスチンが泣くので、メルモリアも、
「こんなに軽蔑されたのは初めてだ!」
と怒ってしまいました。 (浜・松:www)
その一部始終を繰り返して考えてみたら、ソバスチンは本当に悲しくなってきました。
その夜はいつもにも増して、泣きました。
夜、ベッドの中でもずっとずっと泣きました。
いつの間にか、ソバスチンは寝てしまいました。
そう、泣きながら。
次の朝、昨日の事を思い返して、心配になっていたメルモリアは、
ソバスチンの事が気にかかり、小屋に行ってみることにしました。
「ソバスチン!ソバスチン!」
返事が無いのでドアを無理やりこじ開けると、
ソバスチンは死んでいました。 (浜・松:www)
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⇒松:わからんもん。何が言いたいのか。
⇒審査員長:ちょっと訳わかんなかったんだけど、でも個性的な話でよかったね!
山:自分の涙の海ができて、悲しい海の中におぼれてしまったソバスチンの物語です。
⇒浜:何を伝えたいのかわからへん。。