山崎、野生に帰る
今回は、ガキの使いのオープニング企画で、
ちょっぴり感動(?)するお話です。。。(笑)
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楽屋に戻ると、何やら山崎の様子がおかしい。
土の中でうずくまっていて、声を掛けてもわずかに反応があるだけ。
松ちゃんだけは、少し前から異変に気が付いていたのだが。
山崎は、本当は人間ではなかったらしい。
もう元の姿には戻らないようで、皆との思い出など記憶がない様子を見て、
松ちゃんは悲しむ・・・。
時が経ち、野生の動物と化した山崎を、山へ帰してあげることに。
山崎をカゴに入れ、皆で山のふもとまで連れていく。
これでお別れなのに、皆との記憶も無くよそよそしい山崎。
浜ちゃんが、恩は無いのかとカゴを蹴る。
山崎はそれに興奮して暴れだす。
浜ちゃんも更に蹴りかかるが、その場は皆で収拾する。
そして、お別れのときが。
松ちゃんがカゴの扉を開けると、山崎は皆に目もくれず、山へ向かい走っていく。
その後ろ姿を見て、松ちゃんは叫ぶ。
「山崎ーー!!!」
すると一瞬記憶がよみがえったのか、山崎は足を止めて振り向き、こっちを見つめる。
しかし、再び山へ向かい走りだす姿を見て、松ちゃんは号泣する。
山崎の走る先には、迎えにきた親がいた。
そして両親と山崎は、こっちに向かい一礼をして、山奥へ消えていった。。