板尾の正体
ガキの使いの収録中に、突如として現れる板尾と嫁。
イチャモンをつけたり、勝手に収録参加したり、番組フォーマットを売りつけたりと、
毎回理不尽な内容で大金を要求してきます。
ちなみに、板尾という人が本当に「そういう人」と思っている人も結構いるようです
が、当然ながらフィクション(架空の設定)です。。
嫁役・娘役もちょこちょこ変わります。
そんな板尾シリーズですが、面白くて放送回数も多いため一部をご紹介します。
板尾がなぜ「銭ゲバ」と化しているのかもわかります。
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①板尾が見ている(シリーズ第1弾)
ガキメンバーが公園でロケ(バドミントン対決)をしていると、
向いのマンションのベランダから、板尾がこっちを見ている。
カメラに映り込んでしまうため、何度か板尾を説得しに行くが、
板尾はここは自分の家だと主張する。
プロデューサーがロケ後にお詫びとして、お金を持って伺うと伝えると、
板尾も納得する。すると、それとは別に番組出演料としてのギャラも要求しだす。
最後は板尾も公園まで降りてきて、嫁はんも映ったと、嫁のギャラまで要求する。
(この回ではまだ嫁はでてきません。「嫁が板尾を操っている」という
松ちゃんの言葉から、次回以降は毎回登場することに。)
結局、バドミントン対決の賞金は、全て板尾に持っていかれてしまう。
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②板尾、イチャモンをつける
ガキメンバーが乗っているロケバスが、前を走っていた車とトラブルに。
前の車から、犬を抱いた板尾と嫁が出てきて、
ロケバスにオカマを掘られたと、イチャモンをつけられる。
ガキメンバーは、当たった衝撃はなかったと主張する。
板尾の車には不自然なヘコミ跡と、トランクの中身もグチャグチャ。
後部座席に置いてあった鍋から、シチューが思いっきりこぼれている。
これらは追突によるものだと、車の修理代を要求される。
その後、ガキメンバーは公園でロケ(ドッチボール大会)を始めると、
コルセットをした板尾と嫁が再び現れる。
頭にひびが入っているとレントゲン写真を見せつけ、慰謝料まで要求する。
またカメラが回ってたため、更にギャラ(出演料)も要求する。
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③板尾、サンフランに移住?
ロケの最中に、板尾がサンフラン(シスコ)に移住するため、ガキメンバーに別れの
挨拶をしにくる。
暑いと言い服を脱ぐと、シャツに「餞別」の文字が。仕方なくロケ用の賞金を渡す。
すると嫁と娘も登場し、嫁の出産祝い、娘の入学祝いも要求する。
それぞれ祝いを渡すと、板尾家族は帰っていく。
しかし板尾が車に戻ると「駐車禁止」の輪(手作り)が付けられていた。
ロケ場所が悪いからだと、罰金の100万円まで要求。仕方なく手持ちの賞金を渡す。
すると、車の下から「チッチッチッ」と音が聞こえ、時限爆弾が見つかる。
嫁はみんなをかばい犠牲になる。「和美ー!!」(完全に外国人だが・・・)
嫁がサンフラン行きの飛行機チケットを持っていたため、チケット代を要求する。
(娘も機内食を楽しみにしていたことを強調。)
プロデューサーは自分の財布ごと、板尾に渡す。
板尾は車に乗り去ろうとすると、物陰から犠牲になったはず(?)の嫁の姿が。
嫁と合流して、車は去っていった。
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④板尾の移動販売
公園でロケ(バドミントン対決)の収録中、板尾が運転する移動販売の軽トラが
映りこんでくる。この場所しか販売許可がされてなく、生活がかかっていると言う。
ロケ続行のため、仕方なく番組が商品をすべて購入する。
軽トラは猛スピードで帰っていき、また違う商品を売りに戻ってくる。
・わらび餅
⇒「冷たぁ~い、冷たぁ~い、わらび餅はいかかですか~」
・ボーリングの玉
⇒「まぁ~るい、まぁ~るい、ボーリングの玉はいかがですか~」
・家族写真 (全く知らない人の)
⇒「あったかくて、ほのぼのとした、家族写真はいかがですか~」
・若手
⇒「身長150cmから175cmの若手はいかがですか~」
・ノーパン焼きいも
⇒焼きいも+嫁のダンス付き。「ノーパンですよ~」(ジーパンは履いている)
・廃品回収
⇒いらなくなったものを回収。上記購入したものを有料で買い取る。
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⑤板尾尾行大作戦(板尾の正体が明らかに)
ガキの楽屋に現れ、イチャモンをつけてお金をもらい足早に立ち去る板尾。
ガキメンバー板尾の様子を怪しく思い、尾行をすることに。
ロケバスで追いかけると、すぐに住宅街で板尾を発見。
(ベティちゃんTシャツが目立つ)
民家をのぞき込む板尾。犬がいるのを確認すると、家の外へ連れ出す。
「○○さん、犬逃げてますよ!」
犬を捕まえたからと住民に1万円を要求し、お金をもらう。
他の家でも同様にして、1万円をもらう。
町中でゴミ箱からペットボトルを集めると、近くの公園で娘と合流する。
たくさん集めたエビアンのペットボトルに、公園の水道で水を入れる。
「エビアン半額」と書かれたカゴに入れ、娘に売りにいかせる。
板尾は別行動で、ある店に入っていく。店には「ガキの使いSHOP」の看板が。
「日テレ公認」の文字に、プロデューサーは公認した覚えはないと言う。
板尾はすぐに店を出て、急いで自転車で移動。見失ってしまう。
ロケバスで移動していると、板尾と嫁の車を発見する。
吉本の若手芸人(ライセンス)の乗るロケバスに追突されたと、
イチャモンをつけて現金をゲットしていた。
(シチューがこぼれた件まで、ガキと同じ手口)
更に尾行すると、板尾と嫁はある公園に入っていく。
板尾と嫁の他にも、数人が集まっている。
すると後から、中国人マフィアが登場する。
全員一列に並び、順番にマフィアへお金を手渡していく。
(板尾のイチャモンは、闇組織への上納金のためだった。)
板尾は上納するも金額が足りなく、スネを思いっきり蹴られる。
金額が全然足りなかった別の人は、銃で撃たれてしまう。
銃声に驚いたガキメンバーは、思わず声を上げてしまう。
その声に気付いた板尾は「どこから見てたんや!」と激怒し、
公園の外へ走って逃げていく。
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正直、文字にしてみると面白さが全く伝わらないですね・・・(苦笑)
実際に映像で見るとすごく面白いのですが。。。
板尾さんは独特の世界観の持ち主で、笑いの方程式を根底から覆すような存在です。
(誰もきちんと説明できないが、なぜか面白い。)
「ごっつええ感じ」や「一人ごっつ」でも、異彩を放ってます。
またジミーちゃんと同じくらい、笑いの破壊力を持ってると思います。
ただ2人とも主役ではなく脇役で味が出ると思うのですが、主役の味付けではなく、
主役を平気で食べてしまうこともしばしばあります。。
その後の「笑ってはいけない」シリーズでは、ジミーちゃんと共に、
リーサルウェポンとして、その破壊力を見せつけています。