ゴレンジャーのおかしな設定
松ちゃんが昔「ゴレンジャー」を見ていたときの、衝撃エピソードです。
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ある日、アカレンジャーは、ある怪人と戦い敗れてしまう。
アカレンジャーはリベンジするため、江戸川総司令(ゴレンジャーを指揮するおっさん)に
崖の上から岩を落としてもらい、猛特訓をする。
アカレンジャーは再度その怪人と対戦するが、また敗れてしまう。
ぼちぼち番組も終わる時間。時間がない。この後一体どうなるんだ?
と思ったそのとき。
戦況を見つめていた江戸川総司令が、苦渋?の決断を下す。
「これしかない!」
アカレンジャーのベルト横にある箱を開けると、目盛りがついていた。
江戸川総司令は、今まで2になっていた目盛りを、5に上げる。
アカレンジャーは強さが倍増し、怪人に見事勝利する。
それを見て、松本少年は心の中で叫ぶ。
「岩は何やったんやー!!」
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子供向けの番組だと思い、制作側の大人も雑な設定でよいとでも思ったんですかね。
熱中して見てる子供たちが、そういうところに一番敏感だと思うのですが。。
ウルトラマンでも正直、戦闘機をつるすヒモが見えてます。
でも子供はそういう大人の事情を理解した上で、興奮しながら見ています。
大人が頑張って作ってるんだから。子供も頑張って見ないと。
自分もそう思いながら見ていた記憶があります。
ゴレンジャーのこのおかしな設定は、子供としたら裏切られた気分ですよね。。
手を抜いた大人にドン引きだと思います。
子供の頃に感じた「違和感」。確かにちょこちょこありました。
ただ、大人になってからの「笑いのネタ」としたら最高だと思いますが。(笑)
松ちゃんの武勇伝(※フィクションです)
過去の「ガキの使い」のトークで、自分が一番気に入ってるのは、たぶんこの回かなと思ってます。
松ちゃんの武勇伝(全部作り話ですが・・・)がさく裂しています。
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①サーフィン
松ちゃんが、過去にサーフィンをやっていたことが発覚する。
中3から8年間。その頃は、髪もマッシュルームカットで赤色だった。
サーフィンを始めるきっかけとなったのが、知り合いのいる
ニュージーランドに行ったときのこと。
マクガイアさん(知り合い)の家で、息子のスティーブが高熱を出した。
しかしその町には医者が無く、海を越えた場所まで行かなければならない。
しかもその日の天候は嵐で、医者の所まで行く手段が無い。
困っていたところ、家の中にサーフボードがあることに気付く。
「あれは何かい!?」 (浜:やかましわ!)
スティーブは高熱でうなされている。すると松ちゃんは、
「借りるぜ!!」
スティーブを抱きかかえながら波に乗り、医者まで連れていったという話。
(その後は、ナイアガラボーイズというチームにも所属していた。)
浜ちゃんはそんなことを全然知らなかったため、夏になったら
サーフィンをやってるところを是非見せて欲しいと頼む。
しかし松ちゃんは、夏までに(あと1ヵ月で)マッシュルームカットには
なれないのであかんと断る。。。
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②ドラム
俺みたいに人生もっと色んなことにチャレンジしなさいと、松ちゃんは言う。
実はドラムも叩けて、胃がムシャクシャした時なんかはよく叩いているらしい。。
米軍基地に居たことがあり、そのころは黒人のドラマーと張り合っていた。
そのドラマーの名前は、ズッキーニ。
2人はドラムのコンテストにも出場し、ライバルであったが仲も良かった。
しかし現在は親交が無いらしい。浜ちゃんが「何でや?」と問う。
「死んだんや・・・」 (浜:やかましわ!)
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③(はがきのコーナー)どうして、こぶしには毛が生えているのか?
全てのものにはちゃんと意味がある。こぶしの毛だってそう。
人は人を傷つけてはいけないが、それでも喧嘩になってしまった場合に、
毛がクッションの役目になって、相手を守るためにあるのだと。
浜ちゃんもそれには納得するが、松ちゃんは毛が薄いためクッションが無い。
「守るものがないけど、どうする?」と浜ちゃんは問い詰める。
松ちゃんは、こぶしを見つめ、ため息をつきながら、
「実はそれで、ズッキーニを殺してしまったんや・・・」
(浜:やかましわ!)
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①から③の1つ1つが面白いのに、③の落ちに②の話をもってきています。
(省略してますが、実際には②と③の間にも別の話があります。)
一度終わった話を、忘れたころに再利用する。
しかも別々の話だったはずが、実はリンクしていた。。
ほぼアドリブでのトークなのに、ここまで見せつけられるとは。。。
今では皆が真似して当たり前のテクニックになっていますが、
当時これを見たときは、大笑いしながらもそのテクニックに関心してました。
この回は、ビートルズのアルバムで言うと「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」
のような構成で、秀逸な回だと思います。
(わかりづらいかもしれませんが・・・苦笑)
ペル逃げてるよー!!
その昔、ダウンタウンの「ガキの使いやあらへんで!!」のトークにはまっていた頃、ある面白い話がありました。
松ちゃんが小学生の頃、ある日、歯痛で学校を休むことに。
そんな時、家の裏で飼っていた犬(ペル)が、首輪を外して逃げてしまった。それを見つけた近所の人の叫び声が。
「松本さーん!ペル逃げてるよー!!」
逃げ回るペルを捕まえなくては。
毎日ちゃんと世話してて可愛がってるのに。また歯痛でしんどいときに限って。
「何してんねん・・・」
松ちゃんの切ない感情とは裏腹に、逃げ回るペル。
哀愁のある、とても面白い話でした。
すごく印象深かったため、「ペル逃げてるよー!!」のフレーズが気に入ってしまった始末。。。
その他詳細情報として、松ちゃん曰く、ペルは学者犬だったとのこと。(笑)
(すぐに浜ちゃんから「ただのバカ犬やったやないか!」とツッコミが入るが・・・)
ちなみに「ごっつええ感じ」では、「犬逃げてるよ!」というコントにもなっています。
この時は、ペル役を松ちゃんがやってる為、浜田家の飼い犬という設定。
コントの冒頭も「浜田さん!犬逃げてるよ!」に変わってます。
当時は「ガキの使い」の何気ないトークがきっかけで、「ごっつ」のコントに反映されることがよくありました。
あとは「すべらない話」でも、「虫歯で留守番」という話で登場します。
また松本家では、ペルの他にも猫の「ちょーすけ」を飼っていたそうです。
「ちょーすけ」にまつわる話はとてもおぞましいので、ここでは割愛します。(笑)
【参考として・・・】
「人志松本のゾっとする話」の「飼い猫チョースケ」